本日は、地震後にワイヤーロープが外れ修理を行った教育機関様からワイヤーロープ交換の依頼があり工事を行いました。
前回の修理時に点検を行い傷及びつぶれ(偏平) 局部的に押しつぶされた部分が確認されたための交換作業です。
地震後の作業であり、ワイヤーロープ交換以外にも安全にご使用出来るように各所のマス締め等実施。地震の影響もあると思いますがボルトが緩んでいる箇所が数か所ございました。
施設の規模や内容、使用状況に応じて異なりますが、当社では推奨交換年数は10年~15年を目安に交換を推奨しています。 吊りワイヤーロープは使用直後から摩耗が始まります。 ワイヤーロープの減少率がワイヤーロープ直径の5%~7%(吊物機構安全指針)を超える場合、安全確保の為交換が必要となります。
舞台装置を使用する時は点検(劇場等演出空間運用基準協議会 劇場等演出空間の運用
および安全に関するガイドライン)を確実に行い、ワイヤーロープの劣化が1つでも発見されれば交換をお願いいたします。そのまま使用されますと吊り荷の落下事故等の危険があります。(労働安全衛生法 クレーン等安全規制による)
当社は、舞台機構の設計施工を専門としており、ご納品後の保守点検のご契約を多く頂いております。安全性や機能性を重視した点検を行い、部品交換や改修工事までをご提案いたします。 また当社設計施工以外の保守点検、ワイヤーロープ交換等も手掛けておりますので、お気軽にお問合わせ下さい。
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