昇降機 モーター オイル ベルト交換


先日は当方で保守点検を行っている施設での昇降機のオイル交換、ベルト交換を行いました。

機械ですので、オイルもベルトも経年で劣化、摩耗してしまいます。まずは点検窓から汚れたオイルを確認し、オイル抜き口から古いオイルを抜きます。その後新しいオイルを基準量まで給油。

続いてベルト交換はテンショナーを緩め、新しいベルトに交換しプーリーの平行度、張り具合を確認。試運転調整を行いオイル漏れ、ベルトの動き具合を確認し完成です。

昇降機には滑性能を高めるためにオイルを使用しております。同様の油を長期間使用すると、オイルの粘土が変わり潤滑性能が落ち、ギアの摩耗が起こります。ギアが磨耗すると、トルクの低下や振動発生につながります。その状態のまま使い続けると、徐々に昇降機性能が低下し故障の原因になり兼ねません。そこで、オイル交換をすることによって本来の潤滑作用を取り戻し、昇降機のコンディションを良好に保てます。

ベルトは、昇降機からの動力伝達に用いられます。昇降機に付けられたプーリーが回転し、そこに組込まれているベルトが動力を伝える際に、プーリーとベルトには摩擦が生じます。使い続けると磨耗します。磨耗すると当然、正しい動力を伝えることが出来ず伝動効率の低下となり、滑りやすくなり、適切な回転数を伝達できなくなります。結果として機能が低下し、きちんと動作せず電気代も高くなってしまうのです。すべりなどが生じないように、定期的なメンテナンス及び交換が必要となります。

当社では安全性や機能性を重視した保守点検を行い、部品交換や改修工事までをご提案いたします。

(株)ノードワークス 新潟 公式ホームページ 舞台機構

当社は、新潟県内で舞台や学校の舞台機構の設計・施工・保守業務を一貫して行っております。 舞台機構とは、主にホール・劇場・学校などの舞台部分に設置されている、手動・電動・油圧などにより作動させる演出効果用の機器類の総です。 緞帳やスクリーンなどの他、各種幕類などの吊り物を吊る美術バトン、舞台照明器具を吊るサスバトンや、それを操作するための綱元、操作盤などとなっております。