今回ご注文頂きました、別注緞帳の裏側となります。普段一般の方には見ることが少ない裏側ですが、実は【火の用心】のぼりが大きく付いております。
メーカさんに理由をお聞きした結果、昭和36年に劇場で使用する幕類の防炎化、裸火の禁止が義務づけられる以前に劇場や施設での火災事故が多くあったそうです。現在は、緞帳、諸幕類は防炎処理がされておりますが、やはりワット数が高いスポットライトなどが幕に触れて火元になってしまう可能性がありますので、引き続き注意が必要な状況であり現在も火の用心の文字が緞帳の裏側についているそうです。
施設職員方々の日々の点検に併せて保守点検等の実施にて、より安全に施設利用が出来るように、当社も支援をさせていただきます。
当社は、舞台機構の設計施工を専門としており、ご納品後の保守点検のご契約を多く頂いております。安全性や機能性を重視した点検を行い、部品交換や改修工事までをご提案いたします。 また当社設計施工以外の保守点検、ワイヤーロープ交換等も手掛けておりますので、お気軽にお問合わせ下さい。
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